引用します。
2009年9月11日のPBSニュース(アメリカのNHK版)で、マサチューセッツ州にあるローカル・モーターズ社(以下、LM社)の特集があった。クラウド・コンピューティングを使った革新的なビジネスモデルで自動車製造をする会社である。会社と言っても規模は小さな町の修理工場レベルである。小さな「地ビール」の地元製造所と同じコンセプトで、地元工場「マイクロ・ファクトリー」で「地車」を製造するのである。地元工場の場所は、車のデザインが決まってからニーズに合わせて決められる。
「地車」のメニューとなる車のデザインは、賞金つきのコンテストでWeb上のコミュニティーメンバーが投票し決め、決まったデザインがLM社の地元工場で製造されるというビジネスモデルである。カスタマーのニーズに合わせてローカルに製造していくので、在庫の場所の心配もない。同社のCEOは年間500台売れれば何とか元がとれるという。このモデルが話題になったのは、カスタム・デザインの車を安価に所有できるという顧客満足が高いだけではなく、ローカル産業の活性につながり、地球環境保護にもつながっているからである。
このモデルが成功すれば、低い投資で高い付加価値のある車を個人に提供できるというビジネスがたくさん生まれる起爆剤になる。今まで、自動車つくりは膨大な基礎研究、設計、開発、設備、製造とアイデアから製品化するまでに時間と大きな投資金額が必要であった。さらに製品化された後も販売店とのチェーンを通してようやくカスタマーの手に入るという大掛かりなしくみが必要なビジネスモデルであった。小さな地元の修理工場規模の会社ができるなんてことはまず無理なことと考えられていた。このような考え方を一掃したのが、CEOのジョン・ロージャー氏である。
〜〜引用終わります。
このモデルは、これからのメーかーのあり方を示唆しているのではないでしょうか。

はじめからFacebookのコミュニティが準備されてます。
このOkinawa Green Innovationも、このスタイルを取ろうかしら....
キーワードは、
『技術革新や製品開発、製品サポートなどの
主要業務をオープンすること』
Chris Anderson
この本の中にも、同じような考え方が書いてあります。
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